立ちゴケ防止と起こし方|初心者が知っておくべき基礎知識

目次

結論3行サマリ

  • 立ちゴケは「停車姿勢・視線・荷重バランス」で大半を防げる
  • 倒れそうになったら無理に支えない=自分を守るのが鉄則
  • 倒しても安全に起こす手順を知れば、焦らず再スタートできる

1. 物語の始まり — 信号でガシャーン!

ハルキ

うわっ、信号で止まった瞬間にバランス崩してガシャーン!やっちゃいました…

ライオン先生

フフッ、それは“ライダーの通過儀礼”だ。立ちゴケは誰もが経験する。でも正しい知識があれば“怖い失敗”から“学びの一歩”に変わるぞ

2. なぜ立ちゴケするのか?

初心者がよく立ちゴケする原因は、こんなところにあります。

足がしっかり届かない

両足を着こうとしてバランスを崩す

ハンドルを切ったまま停車

バイクが傾きやすい

視線が下向き

重心が不安定に

荷物の偏り

サイドバッグやケースで左右のバランスが崩れる

路面の傾斜や段差

足を出した先が低くて届かない

ハルキ

なるほど…“バランスを崩す要因”がいっぱいあるんですね

ライオン先生

そうだ。だからまずは“崩れる要因を減らす”のが一番の予防策だ

3. 立ちゴケ防止の5つの基本

ライオン先生

これから話す5つの意識で、ほとんどの立ちゴケは防げるぞ

  1. 左足でしっかり支える
    • 停車時は基本「左足着地+右足でリアブレーキ」。
    • 両足を無理に着こうとすると逆に不安定になる。
  2. ハンドルは真っすぐに
    • 完全に止まる直前にハンドルを戻す。
    • 切ったまま停車すると、その方向に倒れやすい。
  3. 視線は前に向ける
    • 下を見ると体がつられて前傾し、ふらつきやすい。
    • 「まっすぐの景色」を見れば体も安定する。
  4. 荷物の重さを意識
    • サイドバッグやボックスは左右の重さを均等に。
    • 高い位置に重い荷物を置かない(重心が上がりバランス悪化)。
  5. 無理に支えない(離脱の判断)
ハルキ

えっ、わざと倒していいんですか!?

ライオン先生

そうだ。バイクは鉄の塊、人間は生身。“自分優先”が正しい判断

4. 倒した後の正しい起こし方

ライオン先生

さて、バイクを倒してしまった後は“安全に起こす”ことが大事だ

起こす前に確認

  • 周囲の車や人がいないか
  • エンジンを切る
  • ギアは必ずニュートラルに

起こし方手順

STEP
ハンドルをフルロック(前輪を内側に)
STEP
バイクに背を向け、腰を落として膝を曲げる
STEP
両手で「ハンドル」と「シート後端」を掴む
STEP
腕ではなく、背中と足の力で押し上げる
ハルキ

うわっ、本当に力じゃなくて“てこの原理”で上がりました!

ライオン先生

そうだ。女性や小柄な人でもこの方法なら安全に起こせるぞ

5. まとめ — 恥ずかしくない、むしろ一歩成長

  • 立ちゴケは初心者が必ず通る“洗礼”
  • 防止のコツを知ればほとんど防げる
  • 倒れても安全に起こせれば、もう怖くない
    ハルキ

    これなら倒しても大丈夫だと思えます!

    ライオン先生

    そうさ。失敗を恐れずに、成長の糧にすればいいんだ

    👉 失敗を知ってる人ほど、ライダーとして強くなる!

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